世界初のiPS細胞“移植手術”成功/世界初の“iPS移植”どんな手術?/「あっという間」「期待しかない」世界初“iPS移植”退院の女性/世界初“iPS移植”患者が退院/世界初“iPS移植”負担額は?/“iPS細胞治療”この先は?

2026年10月22日放送 16:09 - 16:16 フジテレビ
イット! きょうの知っトク

今回行われたiPS細胞を使った世界初の移植による治療を詳しく見ていく。患者は50代女性で、約4年前に急性心筋梗塞を発症して、重い心不全と診断された。その後、服薬などの治療を行ってきたが回復せず、今回の移植手術を決断したという。その際に使用されたのは、iPS細胞から作った心筋シート「リハート」。これまでの手術では、足の筋肉から取った細胞を培養して、シート状に加工してから心臓に移植するという行程があった。一定程度、心機能を改善する効果はあったが、重症患者の症状を改善することはできていなかった。一方、今回のリハートはヒト由来のiPS細胞をもとに、心筋細胞を作り、シート状に加工して心臓に移植する。重症患者への有効な治療として期待される。今回の移植手術の時間は52分。約10~15分すると心臓に張り付き、約6時間後には新たな血管が生まれてきた。退院までは約3週間。移植手術を受けた50代女性は「世界初の手術に携わらせてもらえてとても光栄。記憶がないくらいあっという間に終わり、術後も良好。先生方には感謝しかない」などと語った。リハートは去年の大阪・関西万博でも未来の医療として展示された。心筋シートの金額は5320万円だが、今年の9月に保険適用になったことで高額療養費制度を利用すれば、自己負担は60万円程度になるという。宮田総研・宮田満代表に聞いた。今回、世界初の心不全の移植手術が行われたが、今月中にはパーキンソン病、さらにはアルツハイマー病などへも応用が進んでいるという。今後、iPS細胞を使った最先端医療はどう変わっていくのか。最大のポイントは自身の細胞から作る「myiPS細胞」の実用化で、健康長寿社会実現のためには不可欠だという。


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