世界遺産 ジンベエザメと泳げる 260kmのサンゴ礁
ニンガルー・コーストがあるのはオーストラリア西海岸。その海岸に続くサンゴ礁と陸地の一部が世界遺産登録エリアになっている。場所によっては浜からわずか数mのところにサンゴ礁がある。ここではサンゴ礁の海を探検するカヤックシュノーケリングができる。ニンガルーのサンゴ礁の長さは東京から名古屋までとほぼ同じ260km。ニンガルーの海は2~4mほどの浅い海。サンゴたちは体内に褐虫藻という植物プランクトンを住まわせていて、彼らが光合成で得た栄養素をもらう。太陽の光がたっぷり届この海ではよく育つ。サンゴ礁は天然の防波堤となり、穏やかな海を作っている。海にはジュゴンをはじめ絶滅の危機にある生き物たちが集まってくる。この海へ人が立ち入る時は「指一本さえ触れてはいけない」というルールがある。日焼け止めは化学物質を含まない自然由来のものを使用する。