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中国電力は再稼働を計画している島根原子力発電所2号機(島根県松江市)について、12月7日に原子炉を起動する方針を決め、原子力委員会に伝えた。島根原発2号機は2012年1月から運転を停止しており、2022年に再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査に合格。既に原子炉に核燃料を入れる作業を終え、現在は再稼働に向けた準備作業を行っている。今後最終的な検査を行い、原子力規制委員会による確認を受けて問題がなければ原子炉を起動する方針。原子炉起動後は一旦停止して1週間程度検査を行った後、再び起動することにしており、12月下旬に発電を開始する計画。島根原発2号機は事故を起こした東京電力・福島第一原発と同じ沸騰水型。このタイプの再稼働は、10月に再稼働した東北電力・女川原発2号機に続き2基目となる見通し。中国電力は「引き続き安全確保を第一に、原子炉起動に向けた点検や試験を行うなど一つ一つの準備を着実に進めていく」としている。