情報ライブ ミヤネ屋 (ニュース)
歌姫・中森明菜はきょうデビュー42周年記念日を迎えた。都内ではポップアップイベント「AKINA NAKAMORI×ZOZOVILLA」が開催。会場には若者の姿も。けさ公開された最新映像。記念日のきょうに向け、自身の大ヒット曲をセルフカバー、先月3日から毎週水曜日5週連続で公開中。1988年に発表した21枚目のシングルTATTOOもジャズアレンジカバーしている。セルフカバー動画は累計再生回数は1600万回を突破。YouTubeのチャンネル登録者数は76万人を突破。作曲家・林哲司と音楽プロデューサー・島田雄三を取材。1982年5月1日に「スローモーション」でデビューした中森明菜さん。芸能界入りのきっかけはオーディション番組「スター誕生!」。スカウトした育ての親で音楽プロデューサー・島田雄三さんは「最初の印象はとにかく歌がしっかり歌えてかわいい子」などと話した。島田さんはデビューからシングル11枚とアルバム8枚を制作。純真で清楚なアイドルと差別化するため飾らぬリアリティーさを掲げた。2枚目シングル「少女A」。当時の明菜さんは歌うことを激しく抵抗した。半ば強引にレコーデイングを始めたが歌声の素晴らしさに圧倒されたという。CDジャケットは海外での撮影に疲れプールサイドでふてくされていた無防備な姿を撮ったものだった。
その後もヒット曲を連発しデビュー3年目に新境地を開くことになる。その作品を手掛けたのが作曲家の林哲司さん。7枚目シングル「北ウイング」。当初のテーマではオートバイに乗った男女のテーマだったがレコーデイングの作業中に違うイメージが膨らみ曲の舞台を空港に変更、曲名の由来は明菜さんの希望で成田空港のターミナルを示す「北ウイング」となった。1985年「ミ・アモーレ」1986年「DESIRE」で2年連続日本レコード大賞を受賞。1990年代は女優としても活躍。2010年、体調不良により無期限の音楽活動停止を発表した。14年を経たことし、自身のYouTubeチャンネルでセルフカバーを次々と披露。林さんは「今の表現方法で新しい作品を歌うということも待望している人達がいると思う」などと話した。先月1日には36年前に作られた未発表曲も紹介。デビュー42周年記念日のきょう「ベストコレクション」を発売。ホームページでファンに向け「40周年、41周年とともに過ごすことを選んでくださったみなさまにとても支えられています」などと新たなメッセージを発信した。