対日強硬派として知られる李在明氏の発言を見ていく。福島原発の処理水放出の際には“日本の核汚染水放出は第二の太平洋戦争”だと発言している。この時、李在明氏は尹政権の対応が不十分だったとして今回の前で批判のための断食デモを行い結果的には健康状態が悪化して病院に運ばれた。さらに日韓軍事機密協定=GSOMIAこれを署名した際には日本は軍事的敵性国家だと公式フェイスブックで批判していた。京畿道の知事で、京畿道の歌というものがあるが、この歌を作った作曲家が親日派であることを理由に廃止、朝礼台からのあいさつを日本の軍国主義の名残だとして見直しをするなどしている。対日強硬派が見て取れる李在明氏だが、今さまざまな疑惑で裁判が続いている。北朝鮮への不正送金、法人カードを私的に利用、公職選挙法違反、都市開発をめぐる背任・収賄、協議の証言を教唆。次期大統領の可能性が高いと言われる李在明氏、この人が本当に真の意味での反日主義者なのか、大衆系を狙ったポピュリストのような方なのか。スタジオのクォン・ヨンソクは、李在明氏の発言や考え方は韓国のスタンダードな考え方で李在明氏が特別に反日というわけではない、などと話した。しかし、スタジオとリモートでつながっている李相哲は「全く違いますね」とこれを否定した上で、彼を信念のある政治家だとは思わないが、彼が外交を国内政治に持ち込む政治家であることは間違いない、などと話した。松川るいは、李在明氏は韓国の右派と左派による北朝鮮・日本への考え方の違いを話した上で、外交において変えられないものは所与のものと捉えてやっていくしかない、日本としては決めつけずに現実的な対応をしていくべきだが、厳しい状況になるのは覚悟をしておいたほうがいいと思う、などと話した。橋下徹は李在明氏の考え方はよくよくみてみると日本の保守と同じ考え方(民族を大事にする・アメリカに頼らない)、朝鮮半島を第一に考えている人、こういう考え方をありだという前提で考えないと外交が成り立たない、などと話した。李相哲は大統領選挙を早期に実施した場合、李在明氏に票が流れるのかどうかは今のところはまだ読めない状況などと話した。クォン・ヨンソクは、共に民主党を支持する韓国人は半分ほどいる、日本としてどう向き合っていくのか考えていく必要がある、などと話した。