首都圏ネットワーク (ニュース)
東京・稲城市にあるよみうりランドからこの冬にしか見られない特別な夜景を中継で伝えた。およそ650万個のLEDが取り付けられている。見下ろすように建っているのは2つの観覧車。手前に見えるのがことし10月に完成した新しい観覧車、Sky-Go-LAND。一方、奥に見えるのは44年間、営業を続けてきた大観覧車。新旧の構造を見比べるとデザインの時代の流れを感じさせられる。実は1つの園でこのように2つの観覧車を同時に運用する例は大変、珍しい。ただ長らく営業してきた大観覧車は来年1月にその役目を終え解体される予定。この2つの観覧車の共演を楽しめるのは今だけ東京・稲城市のよみうりランドから中継。1つの視界の中で大きな観覧車2つ回っている景色を見に平日だがたくさんの方、訪れている。よみうりランドのイルミネーション、14年前に始まっただが、今、ご覧いただいている並木道、全長180メートルありここが鮮やかなライトが施されている。中でもツイン観覧車が見られるということで例年よりも多くの人たちでにぎわっているという。この2つの観覧車、ゴンドラにも違いがあり新しいほうは冷暖房がついた。先ほど新しい観覧車に乗られた人たちに話を聞いたところ、やはり暖かくてとても快適でよかったという声が圧倒的だった。ただ、寒いほうが観覧車らしくてよかったんじゃないかという方もいらっしゃって身を寄せ合ってぬくもりを感じるのも1つの思い出と答える人もいた。よみうりランドではそういった皆さんの思い出を今回、1つの観覧車が終了するのを機に募集したところ、7000通ものメッセージが寄せられたということだ。メンテナンス担当の戸枝栄一は「44年間、大きなトラブルもなく回り続けてくれてまずは本当に感謝の気持ちでいっぱい。残り僅かとなったけど1人でも多くのお客様にご利用いただけたらなと思っている」とコメントした。この冬のイルミネーションは4月の上旬まで続くだが、この2基の観覧車が見られるのは年明け1月13日までとなっている。。