なないろ日和! (特集)
健康ウォーキングを教えてくれるのは、森田光希さん。正しく歩くことで体の不調も改善できるという。スピードスケート界のレジェンド・岡崎朋美さんも参加。岡崎さんがアドバイザーを務めるバランスコアスニーカープレミアムは、母指球に体重がかかるインソールで重心が自然と内側にかかる設計になっていて、体幹を意識した歩行ができ、理想の歩き姿勢を実現してくれる。きょうの目標歩数は、4000歩。厚生労働省の調べでは、健康に良い理想的な1日の歩数は8000歩以上とされている。歩数は、スマートフォンのアプリでチェックできる。訪れたのは、東京・稲城市の多摩川河川敷。川沿いがサイクリングコースになっていて、ウォーキングスポットとして親しまれている。往復約2キロを歩いて4000歩を目指す。ポイント1つ目は、ウォーキング前のストレッチ。森田さんのおすすめは、ランジストレッチ。片足を90度に曲げ、上半身はまっすぐにして、上下に屈伸する。股関節の可動域が広がり、歩きやすくなるという。岡崎さんのおすすめは、股関節周りのストレッチ。両足を広げてかがみ、お尻を後ろに突き出す。そのままの姿勢で、肩を前に出す。股関節・内転筋・肩周りをストレッチすることで、パフォーマンス向上につながるという。
健康ウォーキングポイント2つ目は、膝の角度。森田さん流のウォーキング法では、膝はできるだけ曲げずに、靴裏で踏んで歩く。背筋が伸び、正しい姿勢で歩けるという。足を出した後に体重を乗せるイメージだという。岡崎さんが現役時代のトレーニングで一番よかったとするのは、登坂ダッシュ。脚だけでなく、心肺も鍛えられるという。去年発表された世界で最も歩きやすい都市第1位は、ドイツ・ミュンヘン。道路の安全性や平均降水量などをポイント換算したランキングで、ミュンヘンは、歩行者にやさしい市街地、自転車専用道路の多さなどが評価された。東京都は6位だった。ウォーキングコースが多いことが評価されたという。ウォーキングは、500歩地点に。下り坂では、膝に負担がかかりやすいため、歩幅を狭くするのがポイント。健康ウォーキングポイント3つ目は、水分補給の頻度。約30分に1回飲むのがいいという。熱中症対策としては、塩分を補給できる飴などがおすすめだという。岡崎さんは、メダルを獲得した長野五輪について、競技会場のエムウェーブは360度観客席、出場した5大会のなかで長野にしかなかった構造で
印象に残っているなどと話した。