イット! 取材center24
フジテレビ報道局取材センター室長・立石修がスタジオで解説。フランスの極右政党「国民連合」は反EU、反移民。2014年頃から急速に支持が上昇。2015年、パリ同時多発テロが発生。国民連合は移民の増加が治安の悪化に繋がったと主張。反移民をスローガンに勢力を拡大。2022年、パリ中心部でクルド系市民銃撃事件で3人が死亡。大規模な暴動を引き起こした。フランスの移民人口は2022年、人口の10.3%(statistaより)。物価高騰や年金問題などマクロン政権への不満も極右の追い風に。極右躍進を止めた理由として、中道左派の選挙協力、極右躍進への市民の警戒感。サッカーフランス代表・キリアンエムバペは第1回投票で極右圧勝について「最悪」と話し極右の勝利を食い止めるよう呼びかけた。エムパベのコメント「国をこのような人々の手に渡すわけにはいかない」(ヨーロッパ選手権前の会見)。エムパベは極右の移民政策に強い危機感を持っていた。移民のルーツを持つ市民から支持も。UEFA2024。決選投票ではメランション率いる左派「新人民戦線」が182議席、マクロン大統領率いる中道与党連合が168議席。