今季初3m超の積雪も クリスマス寒波で”災害級の大雪”

2024年12月24日放送 16:43 - 16:50 フジテレビ
イット! (ニュース)

列島にクリスマス寒波が襲来。各地で災害級の大雪に見舞われた。青森市の温泉地、酸ヶ湯で今シーズン全国で初めて3mを超える積雪を観測した。酸ヶ湯で12月に3mを超える積雪を記録するのは観測史上初めて。国内で12月に3mを超える積雪は19年ぶりで2005年に新潟県津南町で3m24cmを観測して以来。この年は日本海側の山沿いを中心に各地で大雪となり相次いで被害が発生。年が明けても大雪が続き雪下ろし中の事故や建物の崩壊などで152人が死亡し「平成18年豪雪」と呼ばれている。長野県北部の信濃町では昨夜から再び大雪となり平年の3倍以上となる86cmの積雪を観測した。新潟県湯沢町で昨夜からの12時間に全国1位となる36cmの雪が新たに降り平年の2倍以上となる120cmの積雪を記録している。新潟県上越市で今朝除雪作業をしていた男性が除雪機に巻き込まれその後、死亡が確認された。今日は札幌市でも未明から雪が強まり今シーズン一番のまとまった雪が降った。クリスマス寒波は今日までとみられているが年の瀬に向けて新たな寒波の襲来も予想されていて再び大雪となるところも出そう。日本海側で観測されている記録的な大雪の理由について矢澤剛気象予報士は「日本海の海水温が平年に比べて非常に高くなっているのが一つの原因、海水温が高いと水蒸気が多く発生し大陸からの寒気により大雪をもたらしている」と話した。


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