シューイチ 今昔NEWSイッチ
今月、生誕100年を迎えた渋谷のシンボルの忠犬ハチ公。それを記念して主人の帰りを待ち続けるハチ公にお疲れ様という思いを込めて1日限定でベッドが置かれ、記念にその姿をカメラに収めようと多くの人が集まった。番組でも漫画家・中丸雄一がデザインしたハチ公ラッピングバスが渋谷の街を走るなど大盛り上がり。そこで今週はカルチャーの街「渋谷」を大調査。渋谷で生まれ、60年以上渋谷の写真を撮り続けているという写真家・佐藤豊さんを取材。当時は今のような人が溢れる場所ではなく住宅などが並んでいた。昭和7年には渋谷町・千駄ヶ谷町・代々幡町の3つが1つになり渋谷区が誕生。その2年後には関東初となる7階建ての私鉄ターミナルデパート東横百貨店が開業。デパ地下グルメの先駆けとなった昭和26年にオープンした東横のれん街には当時15店舗のお店が。特に大人気だったのが東横百貨店と隣の玉電ビルの屋上を結ぶ空中ケーブルカー。定員12人で子供のみ乗車可能。空中ケーブルカーは昭和28年に折り返し地点の玉電ビル増築工事に伴い惜しまれながらも廃止。