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夏休みが始まった。22日、浦安市営東野プールには多くの子ども達の姿があった。しかし地元住民は「昔は芋洗うくらいいた」と話す。昭和のプールは大混雑だったが少子化の影響もあり、来場者数は昭和時代より3分の1に減少した。日焼け止めを塗り、ラッシュガードを着ている子どもが多く、プール後は塾の夏期講習に向かうという。今どきの小中学生はどんな夏休みを過ごしているのか、東京・原宿に行ってみた。2000年代に流行したY2Kファッションを着こなす小学2年生と母に話を聞いた。1980年代、原宿に来る目的はアイドルグッズにクレープだった。今の子ども達のお目当てはインフルエンサーがいる店のタピオカドリンク。猛暑の影響なのか公園での過ごし方にも変化があった。小学4年生は「Switchを公園でやる」と話した。東京の平均気温は1974年8月は27.1℃だったが、去年8月は29.2℃。小学3年生の母親は「昔は虫捕りや友達と外で遊んでいた。今は暑いので公園で遊んでおいでというのも難しい」と話した。子ども達は夏休みに炎天下では自由に遊べない。今や、花火を自由にできる公園も限られている。千代田区は煙や騒音の問題で花火を禁止としているが、去年から夏休み期間の土日のみ花火をOKにした。