イット! (ニュース)
静岡県伊東市の田久保真紀市長は、市の広報誌に東洋大学法学部卒業と記載された学歴が嘘だったことから、その進退が大きな焦点となっている。今月2日の会見では卒業ではなく除籍だったと認め、市役所には批判や苦情のメール・電話が1000件以上殺到し市政は混乱状態に。市職員労組は今朝、市長に対し謝罪などを求める要請書を手渡した。その後の市議会では市長に対する辞職勧告決議安が提出、合わせて百条委員会の設置も全会一致で可決された。市内の建設会社社長は、市長に公職選挙法違反の疑いがあるとして刑事告訴した。告発状によると市長は、今年5月の選挙で報道各社が依頼した経歴調査票に「東洋大学卒」と記載、虚偽の情報を伝えて報じさせたことが公職選挙法違反に当たると指摘している。田久保市長は今日の会見で進退について、市民の皆様に分かるようしっかり説明したいと話した。市議会の議長らに一瞬だけ見せたという卒業証書に関しても、夕方の会見で説明するとした。橋下徹は、選挙前に言っていたのであれば市長は辞職せざるを得ないが、選挙後に広報誌に書いてしまったことであれば謝罪で済むと話した。本人がごまかさずに言うことが大切だと話した。