めざまし8 (ニュース)
大相撲九州場所では琴櫻が豊昇龍との大関対決を制して初優勝を果たした。祖父の琴櫻と同じ27歳であり大関の5場所での快挙となったが、琴桜は優勝したことは告げたが厳しい言葉をかけられる可能性があると振り返っている。1997年に現佐渡ヶ嶽親方のもとに生まれ、2歳で相撲を始めると4歳のときには横綱の祖父・琴櫻からも指導を受けた。指導を行っていた永井明慶さんによると冬も雪駄に裸足という姿だったが、相手の子供が負傷しそうな態勢になると手を緩めて負けてしまう姿も見られたという。埼玉栄高校・山田道紀さんによると中学時代から佐渡ヶ嶽部屋を継ぐ思いが感じられたが力は追いついていなかったと振り返り、中学時代は実績を残せずにいたが高校時代に親がインターハイに駆けつけると取り組みを改めたのだといい、320kgあるというトレーラーのタイヤをひっくり返すほどの体力も身につけていった。インターハイでは決勝で大勝戦に臨むと、うっちゃりでこの取り組みを制したという。琴櫻は優勝の感想を聞かれると相手があっての勝敗だったり成績だと思うと相手を尊重する様子も見せていたが、一方で千秋楽の日も7時間ほど眠ることができていたという。