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モンテネグロのスパイッチ首相は、37歳。大阪大学に1年間留学し、その後埼玉大学経済学部に通い卒業。留学の理由は、「スラムダンク」が好きだったからだという。卒業後は、ゴールドマン・サックスなどに勤務。母国語や日本語のほか6カ国語を話す。今回の会談は、モンテネグロ側のリクエストで、通訳なし・全編日本語で行われた。スパイッチ首相は、埼玉大学在学中には、小論文コンテストで最優秀賞を獲得した。テーマは、世界構造の再構築プロセスへの積極参加による次世代グローバル舞台における立ち位置の確保。その中で、「日本人がすべきこと」として、アジア連合を平和的にまとめられるのは日本の他にないという自信を持ち、一生懸命に自分たちの資質を磨き続けなければならないとしている。パックンは、日本はヨーロッパ諸国以外で初めてG7に入った、そうした国際社会における立ち位置、平和的な憲法、世界的なイメージの良さからみて、日本がパイプ役を務めるべき、スパイッチ首相の提言を参考にしてもらいたいなどと話した。