列島ニュース NHK NEWS WEB
高校野球では去年のセンバツから新基準の低反発バットが導入された。飛距離が落ちるとされていたが1年経って比較すると安打の数は90本近く増えている。またホームラン数は倍、二塁打・三塁打も得点も増えている。野球解説者の坂口裕之さんは、体の使い方の研究やトレーニングの仕方、遠くに飛ばすためのフォーム作りが必要になると話す。低反発バットに対応するために花巻東高校ではウェイトリフティング女子日本代表の監督に就任した冨田史子さんのアドバイスを受けながら体の連動性や瞬発力を養ってきた。優勝した神奈川の横浜高校は打撃のスタイルを変えた。打球角度30度のライナー性の打球を飛ばすことを徹底してきたという。その結果今大会では5試合で33得点と、低反発バットに順応出来ていると実感している。