午後LIVE ニュースーン とくもり!SHOW TIME
球団初のワールドシリーズ連覇を目指すドジャースで、リリーフに苦しむチームの救世主としてポストシーズンから抑えを任されたのが佐々木朗希。佐々木朗希投手は、レギュラーシーズン何も出来なかった分、チームのために今働けているのでよかったと語った。佐々木朗希は5月に右肩の痛みでけが人リスト入りすると、マイナーで復帰しても球速は150キロ台中盤と本来の姿とは程遠い投球で打ち込まれる試合が続いた。佐々木投手が目指したのは時間がかかってもかつての姿に戻ること。コーチと話し合い過去のビデオを見て投球フォームを一から見直した。その成果が現れたのが9月9日、傘下のトリプルAでの登板だった。160キロ超えを連発、球速が戻って来た。きっかけは登板前にホテルで見た高校時代の映像だという。気づいたのは下半身の使い方。構えたときの足の幅を広げ右ヒザを数cm深く曲げる。僅かな変化だが下半身のパワーがしっかり伝わるフォームで躍動感が増した。納得するフォームを取り戻して大リーグに戻ってきた佐々木投手はポストシーズン最初の4試合のストレートの平均球速は160キロを超えレギュラーシーズンより5キロ以上速くなった。