NHKニュース おはよう日本 おはSPO
先月6日に行われた陸上の日本選手権。男子400m決勝で佐藤風雅選手がトップでフィニッシュしたものの、300m付近のカーブで内側のラインを踏み越えたとして失格になった。これについて日本陸連は記者会見を開き、審議の結果佐藤選手の失格を取り消して優勝とすると明らかにした。かかとがラインを踏んでいる場合は踏み越えていることにならないとするルールの解釈に誤りがあったことなどが訂正の理由だという。会見で日本陸連は大会終了後に記録を訂正するのは異例だとした上で、今後は審判員などに対する研修や勉強会を定期的に開くといった再発防止策を明らかにした。