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全国に32ある「1人区」は選挙全体の勝敗のカギを握るだけに、大きく負け越せば与党の参院過半数割れが現実味を帯びる。“保守王国”と呼ばれてきた岡山で自民党が苦戦。新人4人が1つの椅子を争う。引退する自民党の現職議員からバトンを引き継いだのが元岡山県議会議員・小林孝一郎候補。医師でもある小林候補は「医療・介護の充実」「地方創生」などを訴える。裏金問題の影響設けて、去年の衆院選で少数与党になった自民党は、岡山県でも独占していた4小選挙区のうち1議席を失った。国友彩葉候補は立憲民主党から出馬。元中学校教諭で、おととし岡山市議に初当選し、1期目の途中で参院選に立候補した。3歳と5歳の子どもを持つ国友候補は母親の立場から「教育」「子育て政策」の充実を訴えている。子育てのため選挙運動の時間を午前9時~午後6時に制限。岡山の第3極として2人を追うのが参政党の新人・広森志穂候補。広森候補は夫の仕事の関係で2018年に岡山県に移住。おととし12月から党の第1支部の副支部長を務めている。参院選では「日本人ファースト」を掲げている。神谷宗幣代表は岡山選挙区の苦戦を認めながらも、“参院選後の党勢拡大”を見据えていた。NHK党の新人・岩田好明候補は「取材に応じない」としている。