停戦どうなる ホルムズ海峡 米・イラン情報戦

2026年5月5日放送 23:16 - 23:21 日本テレビ
news zero (ニュース)

イランの国営メディアは4日、「イランがアメリカの軍艦を攻撃しミサイル2発を命中させた」と主張した。再びホルムズ海峡で大きな動きが出ており、停戦が守られるか危機的な状況。4日から始まったアメリカ軍の作戦により、「アメリカ船籍の商船2隻が通過に成功した」と発表があった。その日にイラン側が「アメリカ海軍を攻撃しミサイル2発を命中させた」と伝えた。また「ホルムズ海峡を航行していた韓国の船舶で火災と爆発が起きた」と韓国外務省が公表し、トランプ大統領が「イランが攻撃した」とSNSに投稿。UAEは「イランからの攻撃により石油施設で火災が発生した」と発表。この4つの情報はそれぞれに真偽がわからない部分がある。アメリカ船籍2隻の通過について、イラン側は「通過したとの事実は一切ない」と否定。アメリカ軍も、アメリカ軍艦へのミサイル2発の命中について「攻撃を受けた事実はない」と否定している。韓国船の火災と爆発について、イランはコメントしていない。UAEの石油施設での火災には、イラン側が「UAEを標的にする計画はない」と否定している。日本エネルギー経済研究所・坂梨祥研究理事によると、すべてが情報戦になっているという。トランプ氏が打ち出した「プロジェクト・フリーダム(自由)」は、ホルムズ海峡に足止めされている船アメリカ軍が退避させるという作戦だが、この作戦が始まった直後にイランが攻撃を発表。封鎖の突破を絶対に阻止するという決意の固さが表れているという。
韓国の船の火災・爆発とUAEへの攻撃については、どのように見たらよいのか。船の位置情報を可視化したサイトで調べると、韓国の船はホルムズ海峡に向かい、海峡にさしかかったところで被害を受けた。UAEがイランの攻撃で火災が発生したとしている石油施設は、ホルムズ海峡を越えた南側に位置する。UAEの港・フジャイラにあり、ホルムズ海峡を通らずに原油を輸出することができる代替ルートとして重要度が増している場所。日本エネルギー経済研究所・坂梨祥研究理事によると、どの国の船も危険にさらされており、代替ルートも安全ではないということを示している。アメリカがイランを挑発する状況が食い止められないと、停戦がやぶられてしまう。イスラエルに加えUAEも加わる可能性があり、紛争が拡大するリスクが高まっているという。


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