大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
きのう、小泉農水大臣は衆議院農林水産委員会に出席し、備蓄米の放出をめぐって野党3党の党首らの質問に答えた。立憲民主党・野田佳彦代表が「バナナのたたき売りじゃないので、気合は分かるが、適正価格かどうかということ」とただしたのに対し、小泉進次郎農林水産大臣は「2000円が生産者の方にとっての適正ではないと思う。古い備蓄米をおろしていく価格としては適正だと思う」と答えた。国民民主党・玉木雄一郎代表が「1年経ったら動物のエサになるようなものを安く売ると言ったって、そりゃ安く出る」とただしたのに対し、小泉農水大臣は「前年同月比の比較でコメ価は2倍。全国の地域別で見ると一番上がってるところは2.5倍。まず下げていかなければいけないと考えている」と答えた。立憲民主党・野田代表は価格とは別の懸念についても指摘した。玄米で保管されている備蓄米は販売までに精米や袋詰めが必要になるため、販売業者はそれらの手段を確保しておく必要がある。随意契約に申し込みをした「ドン・キホーテ」運営会社PPIH・初山俊也常務執行役員は「袋の確保、精米所の確保が一番のボトルネック。本当に時間がない」と話した。早急な確保が求められる中、精米所を所有している卸売業者にはすでに大手量販店から精米依頼が殺到している。