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きょうから大手コンビニでも随意契約による備蓄米の販売が一部の店舗で始まった。ファミリーマートでは1キロごとに小分けした備蓄米の販売を東京・大阪の計20店舗で開始。今後2週間程度で全国での販売を目指すとしている。ローソンも東京・大阪の計10店舗で販売を開始。今月中旬以降、全国の店舗で取り扱いを始める方針。セブン-イレブン・ジャパンは今月17日から東京・大阪などの店舗で販売を始めることを発表した。一方、富山・高岡市のディスカウントストアでは今週中の販売を目指し準備を進めてきたが物流の遅れなどでまだ備蓄米が届いていないという。これまで競争入札で落札してきたJA側はコメの価格高騰により国産米の消費減退や消費者のコメ離れを懸念しているとした上で出荷の前倒しなどに取り組んでいて引き続き最大限努力するとした。また高騰が続くコメの価格について消費者が購入する価格の高騰を望んでいるわけではないとした上で生産者・消費者双方が納得できる価格の実現が重要と述べた。コメの安定供給に向けて政府はこのあと石破首相をトップとする新たな関係閣僚会議の初会合を開く。課題を洗い出し中長期的なコメ政策も検討することにしている。