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自民党は両院議員総会開催。冒頭、参院選の敗北について石破総理は「私の責任」と強調し、深く頭をさげた。しかし参院選総括の報告書には「石破内閣の支持率低迷により党の体力が低下した」という文言はあるものの、総理個人の責任については記載されなかった。石破おろしの声もあがるなか、自身の進退については「しかるべき時にきちんとした決断をする」などと話し、時期については言及しなかった。一方執行部はきょう決断。森山幹事長、小野寺政調会長、鈴木総務会長の党三役が一斉に辞意表明。さらに木原選対委員長も続いて辞意表明し、党4役が異例のドミノ辞意となった。森山幹事長の進退を預かった石破総理は「余人を持って代えがたい方」などとコメントした。自身の進退についての石破総理の「しかるべき時」という発言について、党内からは「いつやねん」という声も。自民党議員らはこのあと総裁選の前倒しの是非を判断することになる。前倒しに賛成する議員は来週8日に署名・捺印した書面を直接党本部に提出する必要があり、氏名も公表される。ポスト石破の面々からは「総理の責任の取り方について変更ない場合は署名する」などのコメントが。寺田稔衆院議員は、石破総理の発言をきいて「総裁選は前倒しすべきでない」の方に傾いたと話していた。総会後、中堅・若手議員は会合を開いていた。