めざましテレビ めざスポ
来年3月に行われる世界選手権の代表選考会を兼ねた全日本フィギュアスケート選手権が開幕。大会2連覇に挑む宇野昌磨選手が王者の舞。冒頭、構成の中で最も難しい4フリップを成功させると、続くコンビネーションジャンプでは2つ目のジャンプが3回転から2回転になるが、ここで崩れないのが王者の実力。3アクセルを決め会場を魅了する。出場選手唯一の100点超えをマークした宇野選手。2年連続6度目の日本一へ好スタート。一方で宇野選手を破り初優勝を目指す鍵山優真選手は冒頭の4サルコウで転倒。それでも続く3回転のコンビネーションジャンプを4トゥループ+3トゥループに変更し着氷。ショートプログラム3位からフリーでの逆転を狙う。そして宇野選手と鍵山選手に割って入ったのが山本草太選手。ノーミスの演技で2位に着け宇野選手の背中を追う。そんな男子に続いて今日行われるのが女子ショートプログラム。昨日の公式練習では3連覇がかかる坂本花織選手が調整する中、注目の15歳の島田麻央選手が「ショートに入れる」と明言しているトリプルアクセルを成功させるなど順調な調整。こちらも激しい優勝争いとなりそうだ。一方で少し心配なのが坂本選手。昨日の公式練習ではジャンプが抜ける場面であったり、途中で演技を止め苦しそうな表情を見せるなど、先週末に体調を崩した影響が残っているようだ。坂本選手の演技は最終グループのトップ23番滑走となっている。