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宮城と山形が地盤の金融グループ「じもとホールディングス」は傘下で山形市に本店を置くきらやか銀行の業績悪化で昨年度、大幅な最終赤字に陥り国が保有する優先株への配当ができなくなったため国の実質的な管理のもとで経営再建を進めている。こうした中、会社は来月の期限までの返済が難しくなっている公的資金200億円について、返済期限を13年延期し2037年とする方向で金融庁と調整していることが関係者への取材で分かった。きょう開かれる会社の取締役会で決めたうえで金融庁の審査会で正式に決定する見通し。じもとホールディングスは今後、経営の立て直しと収益力の強化を進め公的資金返済の道筋をつけられるかが焦点となる。
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