内館牧子 人間模様を巧みに描く

2026年6月17日放送 16:18 - 16:28 NHK総合
午後LIVE ニュースーン あの人に会いたい

脚本家・内館牧子さん。恋愛や行き方に悩む女性たちの本音を生き生きと描いた。相撲好きの女性が主人公の代表作・連続テレビ小説 ひらり。最高平均視聴率42.9%を記録する大ヒット。シングルマザーが奮闘する日々を描いた連続テレビ小説 私の青空。内館さんは昭和23年に秋田で生まれた。性格は内気で幼稚園でいじめられっ子だった。憧れたのは横綱・鏡里。大学卒業後、大手メーカーに入所、当時の職場を訪ねる映像が残されている。内館さんは広報に携わていた。重要なポストを任せてもらえずアフターファイブをひたすら習い事に費やしたという。そうした中、目にしたシナリオ学校の生徒募集の広告。翌日には入学手続きをしていた。仕事の合間をぬって書き続けた原稿は50本にも及ぶ。やがて雑誌の新人賞にペンネームで応募し入選する。これをきっかけに放送回主催の勉強会に参加。35歳を前に退職を決意。脚本家への道に人生をかけた。その後、学園ドラマ・中学生日記などを執筆していった。連続テレビ小説 ひらりで脚本家として飛躍した。対象的な姉妹はどちらも内館さんの分身だという。みのりへの共感の声が多く寄せられた。さらに時代劇にも挑戦。大河ドラマ 毛利元就では戦国時代の女性を現代的な視点で描いた。2000年、大の相撲好きが講じて女性初の日本相撲協会の相撲審議委員に就任。大学相撲部の監督も務めた。大切にしたのは勝負だけでなく生きる姿勢だった。60歳をすぎると高齢者をテーマにした小説で人気を集めた。内館牧子さんは様々な悩みを抱える人々を繊細に描き人生にエールを送り続けた77年の生涯だった。


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