列島ニュース (福島局 昼のニュース)
福島第一原発では、トリチウムなどの放射性物質を含む処理水がタンクで保管されていて、東京電力は去年8月から、政府の方針に従い、基準を下回る濃度に薄めた上で海への放出を行っている。これまで6回に分けて計4万6888トンが放出され、目立ったトラブルはなく原発周辺で採取された海水のトリチウム濃度も、東京電力が自主的に放出の停止の基準を大きく下回っている。東京電力は今年度としては3回目、通算7回目となる放出をきょう午前に開始した。来月中旬にかけてこれまでとほぼ同量の約7800トンを放出するとしている。東京電力は今年度、7回に分けて計約5万4600トンを放出する計画で、前回と今回の放出で空になるタンクの一部については再来年の3月ごろまでに解体を完了する予定。
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- 東京電力福島第一原子力発電所トリチウム