分析!米中首脳会談 どうなる経済・貿易

2026年5月17日放送 9:42 - 9:53 NHK総合
日曜討論 (日曜討論)

トランプ大統領は「貿易面で多くの合意を結んだ」と成果を強調していて、中国が米・ボーイングに200機以上の航空機を発注する他、米国産大豆を数十億ドル分購入することになるとしている。また中国側も「バランスがとれた前向きな成果に達した」としていて、貿易委員会と投資委員会の設立に同意すること、双方の農産物の市場参入に関する懸念を解決すること、対等な関税引き下げの枠組みのもと双方向の貿易拡大を推進することなどを公表した。
真家さんは「事前に期待されたほどの成果はなかったと思う。今回の会談は構造問題の解決というよりは、政治的に双方が必要最小限の結果を持ち帰った」などと話した。安井さんは「トランプ大統領にとっては中間選挙に向けての大きなアピールとはならなかった。ただ長期的に見てこの先の米中の経済関係がどう変化していくかは重要になってくる」などと話した。また安井さんは米中のハイテク分野について「AIは米中の覇権争いに直結するような問題になってきている。今回の会談はAIが米中間の中心課題になっていくことのまさに入口と言える」などと話した。真家さんは中国のAI戦略について「中国はアメリカ以上のスピードでAIの社会実装を進めていくとしている」などと話した。杉山さんは日本の対応等について「米中が経済分野等で協力することは日本にとって良いこと。ただ米中の歩み寄りで台湾問題がどうなるかは注視すべき」などと話した。真家さんは「日中両政府間の対話が長期間閉ざされたままだと日中間の経済においてボディーブローのように影響を及ぼす可能性がある」などと話した。安井さんは先端半導体を巡る米中の関係について「先端半導体はまだアメリカがリードしている。ただ中国は社会実装でリードしており世界中に広まる可能性が高い。アメリカ自身もこれまでの政策が正しかったかどうか悩んでいる」などと話した。


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