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香港の新聞「リンゴ日報」の創業者で、香港国家安全維持法などに違反したとして起訴された黎智英氏が裁判で証言した。黎智英氏は外国勢力と結託して謀議を企てたことや扇動的な内容の文書を発表したことに関する罪で起訴されている。国家安全維持法違反などに関する黎智英氏の裁判が再開された。黎智英氏本人が証言台に立ち、「情報を多く持てばより多くの自由が得られると考えた」などと答えた。また、「リンゴ日報の価値観は香港の人の価値観と同じであり、法の支配、民主主義の自由、言論の自由だ」と述べた。そして「香港や台湾の独立を提唱したことはない」としている。弁護人は人権団体の香港ウォッチの代表との関係などについて質問した。訪米の目的は香港の状況について議員に説明することだったなどと述べた。黎氏は自分は社会活動家であり政治家ではない、読者の考え方を堕落させるような力は自分にはないと語った。