グッド!モーニング GOOD!いちおし
世界的大ヒットSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。公開から40周年になる今年、劇団四季によってミュージカル化。明日からの公演に先立ち、気になる一部始終が公開された。劇場を一気に盛り上げたタイムマシン「デロリアン」が登場。注目はタイムトラベルをどのように舞台上で表現するのか。最新鋭のプロジェクションマッピングで舞台ならではの表現をしている。客席にも仕掛けがあり、壁や天井に設置したLEDボードによって世界観を演出。会場一体となり物語へ誘う。昭和28年に演出家・浅利慶太氏を中心に10人の学生が立ち上げた劇団四季。「演劇界に革命を起こす」という言葉を胸に舞台を作り上げてきた。昭和58年の初演以来、のべ1000万人以上を魅了した「キャッツ」や数々のディズニー作品を舞台化し、ミュージカルのパイオニア的存在に。今では7つの専用劇場を持ち、年間約3000回もの公演を行っている。今回の舞台では映画でおなじみの「パワー・オブ・ラブ」や「ジョニー・B.グッド」などを生演奏で披露している。また原作の映画監督であるロバート・ゼメキス氏は舞台の制作にも携わっており、ゼメキス氏は「一番好きなところは映画が忠実に再現されて映画を見たことがない人も楽しめる作品になったところ」と話した。重要アイテムとなる小道具は細部までこだわり抜かれて作られ、原作ファンもうならせる再現度となっている。