ZIP! 齋藤先生の3分授業
今日のキーワードは「劣等感を強みに変える方法」。男女104人を対象とした自己肯定感に関する調査では、「自己肯定感が低い」との回答が7割を超えた。理由は「自分の欠点や短所が気になる」・「将来への不安や焦り」がそれぞれ45人、次いで「過去の失敗や挫折の経験が影響」が41人、「他人との比較で劣等感を覚える」が37人だった。特に、SNSの普及で他人との比較がしやすくなってしまった環境になっていると言える。心理学者のアルフレッド・アドラーは、劣等感を言い訳にして逃げることを「劣等コンプレックス」と言っている。劣等感との向き合い方は、視点を変えて見てみることや、失敗から学ぶことなど。齋藤さんは、「どうせ練習してもうまくならないから練習をサボるのではなく、練習してもうまくならない、『だからこそ』人一倍練習しようという、ネガティブをポジティブに変える意識が大事です。不器用な方はしっかり練習するから、技がしっかりと身につくんです。だからこそ、が劣等感を強みに変えます」などと話した。