ひるおび (ニュース)
今週、トランプ大統領が3日連続で日本を批判した。ベッセント財務長官は「日本は厳しい状況にある」などと述べ、9日までに合意できない可能性を示唆した。加谷珪一は「ある種の助け舟。日本が選挙を控えている状況を理解している。」、海野素央は「ベッセント財務長官は保身に回った。上手くいかなかった時の保険をかけている。」などと話した。トランプ大統領は全ての国と個別の合意をするのは困難として現地時間の4日から1日に10か国くらい手紙を送る見通し。海野素央は「日本は交渉相手になっており継続するとみられる。」などと話した。
トランプ関税を巡ってこれまで日本は7度に渡って日米交渉を進めてきた。交渉役には赤沢大臣が任命された。トランプ大統領と会談後の記者対応では、「非常に突っ込んだ話ができた」など期待感を持てるような表情や姿が印象的だった。しかし6月の記者対応では「五里霧中」という言葉を使っていた。加谷珪一は「日本側は最初から一貫して自動車関税の引き下げを求めており、双方譲らずにトランプ大統領が苛立っている状況。」、海野素央は「トランプ大統領が日本を焦らせる心理戦術に出ている。」などと話した。