NHKニュース おはよう日本 (特集)
米の作付面積収穫量が北海道で最も多い旭川で田んぼの再編が進んでいる。旭川市郊外の西神楽では4年前から約500億円援をかけて田んぼの大改修をしている。後期は約15年。農家・影近章は地元の農家が高齢化で手放した田んぼを吸収し15年にわたり栽培の面積を拡大してきた。しかしせまい田んぼを数多く抱える結果となった。影近は今回の国の事業に手を挙げ、自身が手掛ける田んぼの半分に当たる15haを去年集約し作業の効率化に成功した。その結果今年は例年より1週間早く収穫を終了させた。影近は息子に希望をもって農業に取り組んでほしいと思い田んぼを回収した。長男の翔は農業を始めて3年目。影近は長男の翔には最先端の技術も活用しつつさらに規模拡大を見目指してもらいたいと考えている。北海道大学大学院農学研究員・東山寛教授は農業人口の減少に対応するには新たな技術も取り入れながらさらに農地の整備を進めていく必要があると指摘している。