Nスタ (ニュース)
犯罪被害者、その遺族の心情を加害者へと伝える「心情伝達制度」が始まって半年。この制度を担当する法務省の職員向けの研修会が開かれ、3月に制度を利用した池袋暴走事故の遺族・松永拓也さんが思いを語った。松永さんは「(この制度は)加害者の更生と被害者の心の回復につながるもの、つながり得るものだなと思ったから、多くの方に知ってほしいし実際に利用してほしいなと感じました」と話し、制度は被害者の心のケアにつながると語った。法務省によると、制度が始まってからの半年間で42件が加害者に伝えられたという。