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卵の価格高騰について。2年前のエッグショックの価格に迫る勢いで高止まりしている。年末にかけて需要が高まるなか価格もハネ上がると思われる。さらに冬に発生リスクが高まる鳥インフルエンザ。今シーズン養鶏場では先月から4事例発生している。卵の価格高騰の理由を探るため浮所飛貴と武田真一が千葉県船橋市にある奈良養鶏園を取材。奈良社長に話を伺った。奈良養鶏園は昭和18年創業。卵の直売所ではチリ原産の鶏種アロウカナの卵や卵の詰め合わせなどを販売している。一番の定番は奈良たまご(Lサイズ10個入りで650円)。昔は1パック500円程だったがこの5年で3度値上げしたそう。理由は原材料の価格高騰と鳥インフルエンザの影響。毎年のように感染が確認される鳥インフルエンザ。2022~2023年にかけては店頭から卵が消えエッグショックと呼ばれた。先月感染が確認された際には約45万羽が殺処分に。北海道で卵を産むニワトリの約1割に当たる数だそう。続いて入念な消毒と白衣を着用し養鶏場内部に潜入した。こちらでは現在7000羽飼育されている。
