参院選から国政に”ミニ政党”躍進の歴史

2025年7月1日放送 16:03 - 16:09 フジテレビ
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おととい、民間の政策提言組織が行った主要政党の党首との意見交換会。ここには6党の党首が出席したが、意見交換会にいなかった新光製糖や少数政党の動きが活発になっている。参政党はきのう、維新を離党した議員を擁立して党首の討論会に出席する条件を満たした。さらに社民党と日本保守党はそれぞれ浮動票の獲得を狙い、著名人候補の擁立を発表した。そして国会に議席のない勢力ではエンジニアの安野貴博氏が党首を務めるチームみらいが昨日、再生の道の党首・石丸伸二代表はきょう公約を発表した。国会に議席を持たない新興政党にとって参議院選挙は国政に足場を築く格好の場になってきた。全国で約2%の得票があれば議席を獲得出来る比例区があるため。1983年の選挙ではサラリーマン新党と福祉党が議席を獲得、その後もアントニオ猪木氏を党首にスポーツ平和党が議席を獲得した。1992年には細川護熙氏が結党した日本新党が4議席を獲得。この選挙をきかっけに日本新党は翌年の衆院選で大きく躍進し、細川政権が誕生した。
第2時ブームが起きたのは令和に入ってから。2019年の選挙でれいわ新選組とNHK党が議席を獲得。2022年の参院選では参政党が議席を得て先月の都議選では3議席と躍進を遂げた。これを受けて石破総理は新興政党に警戒感を示した。参政党は日本人ファーストを掲げ、本来自民党を支持していた保守層のうち石破政権に不満な層の受け皿になり躍進に繋がっているとみられている。一方でネット上では参政党の掲げている憲法改正案に疑問の声も。参院選の公示まであと2日となる。


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