世界遺産 古代メキシコ1300年前の天空都市
マヤ文明と交流があったソチカルコ。遺跡内にはサウナがありこのサウナで儀式が行われたとされる。現在も古代のサウナの儀式を体験できるところもある。さらにサウナの儀式の後に別の儀式も行われていたという。サウナ施設のすぐ近くに球技場と呼ばれる場所には輪っかがある石があり、この輪にボールを通していたという。 ソチカルコの球技の文化はマヤ文明から伝わっている。メキシコの他の世界遺産であるチチェン・イツァにも球技場があり、その壁画には球技の後に首切りの儀式が行われたとされる。
ソチカルコには3つの球技場が存在する。球技は国家儀礼や政治にも関わっていたとされる。東の球技場の輪っかにはレリーフが彫られている。夜の意味を持つコウモリ、昼の意味を持つコンゴウインコを組み合わせることで1日を表現し人の生と死をも意味しているとされている。