世界遺産 古代メキシコ1300年前の天空都市
ソチカルコはメキシコ中央高原の南部に位置に存在する。村からさらに百数十m高い場所に古代都市が残っている。古代都市には約1万人が暮らしていたとされ、山の斜面を平らにして国家をつくりあげていた。大ピラミッドと呼ばれる神殿は南を向いてたり、支配者が立つ祭壇も存在し広場は儀式をする場でもあった。さらに奥の上層部エリアは支配者達が暮らしているエリアだった。上層部には四角い変わったエリアがありその中は古代の天体観測所となっていたという。現在は地震で内部が崩れたため立入禁止となっている。入れた時の映像を特別に見せてもらった。正午が近づくと太陽光が床を照らし光の柱が現れていて年に4日間光が垂直に差し込んでいた。天体観測所のある都市造りには山の上が適しており、雨季の終わりとはじまりを知ることで種まきなどの時期を決めていた。遺跡周りの森の中には城壁が遺跡の周囲に点在しておりここから防塞が役割があったとされこれも世界遺産に登録されている理由の一つ。