news zero (ニュース)
台湾では中国による侵攻を題材としたドラマ「零日攻撃 ZERO DAY」が作られている。このドラマは台北市などを封鎖して撮影され、衣装の中には中国軍のことである解放軍との文字も見られた。台湾政府協力の元で作られ制作費は10億円を超えるものとなっている。出演者やスタッフが中国での活動への影響を懸念して降板する様子も見られる中、日本からは高橋一生さんが出演している。予告編は台湾周辺で中国軍機が消息を絶つニュースが流れ、中国が台湾周辺の海上を封鎖する様子が描かれて、サイバー攻撃で中国側のニュースが流される様子やや台湾内部の協力者による暴動が行われ、専門家も監修しているという。実際に一昨年8月にはハッキングにより中国側のニュースが流れたこともあった。台湾の専門家は工作活動は中国に同調する人を増やすことが目的だと指摘している。台中市の寺はこれまで中国の寺院とも交流を行ってきたが、交流の際に中国・福建省では「中台は一つの家族」などの横断幕が飾られていた。ドラマの予告編の最後は中国軍の兵士が草むらから次々に現れる様子となっているが、プロデューサーは中国の浸透は既に存在しているという意味を表現したものだと話している。