国際報道 SPOT LIGHT INTERNATIONAL
台湾の新竹市ではTSMC社が巨大工場を構え台湾のシリコンバレーと呼ばれている。こちらは高速通信部品を製造する社員5人の企業だがウクライナ侵攻後この企業を悩ませているのが素性不明の新規顧客からの問い合わせ。7年前に立ち上げたベンチャー企業にとって限られた人員で適正な輸出管理が行なえるか懸念が高まっている。こうした企業の負担を軽減しようと台湾当局は選挙区的な対応に乗り出している。台湾では国際的な枠組みに参加し官民連携や企業の技術力を使って輸出前に独自の管理に取り組んでいる。