吉田博の版画13枚

2024年7月23日放送 21:38 - 21:47 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団 吉田博の版画13枚

緒方さんの依頼品は、吉田博の版画13枚だ。1万円から2万円ほどで購入したという。吉田博は、水彩・油彩・版画と、そのすべてにおいて才能を発揮した風景画の巨匠。1876年、福岡県久留米市に生まれ、17歳で上京し、小山正太郎が主宰する不同舎に入門した。当時、画壇を席巻していたのは黒田清輝率いる白馬会で、その会員だけが国費で海外留学できることに憤慨し、23歳のときに自費で渡米した。デトロイト美術館を訪ねて、館長に絵を見せたところ賞賛され、展覧会を開催すると、絵が飛ぶように売れた。2年ほど、欧米各国で古今の絵画を学んだ。帰国後、1902年に太平洋画会を結成した。文展で、3年連続入選し、34歳で審査員に抜擢された。好んだ画題は山で、30歳を過ぎたころから、毎年、日本各地の山にこもって絵を描いた。明治神宮造営完了の記念版画を制作する際、版元の渡邊庄三郎から原画を依頼されたことをきっかけに、40代から、版画に挑んだ。「日本アルプス十二題」は、吉田ならではの連作で、中でも「劔山の朝」は、夜明けの一瞬を捉えた傑作だ。新たな技法にも積極的に挑戦するなどした。依頼品には、初期の代表作「日本アルプス十二題白馬山頂より」などが含まれている。吉田の作品は人気が高く、後摺りも作られている。


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