ノンストップ! One Word
フォークシンガー・森山直太朗さんは、はかなさを感じる世界観の詞と、生命力あふれる圧倒的な歌唱力で、唯一無二の音楽を届け続け、おととしデビュー20周年を迎えた。森山さんが歌手を志したきっかけは、家族が何かしら音楽を生業としていたため。家に来た歌手仲間から歌うように言われて嫌だったが、それがひとつの度胸試しになっていた。小さな成功体験を積み重ねることが出来た。より歌への憧れを強めたのは、先輩たちの存在。森山さんは「家によく遊びに来ていた玉置浩二がハナモゲラで歌っている姿を見た時、歌手への憧れを持つようになった。フォークシンガー・友部正人が紡ぐ言葉に触れ、少しずつ自分もそういうことをやってみたいと思うようになった」などと語った。憧れから芽吹いた歌手への思いから、2002年にメジャーデビュー。翌年リリースした「さくら」でブレイク。第一線で歌を届け続け、おととしからはデビュー20周年を記念したアニバーサリーツアーを開催。「100本ツアー」と銘打ち、約2年かけて海外を含めて100公演以上をこなした。森山さん「この世になぜこの曲が生まれて、こういうふうにリリースしたのかな…自分の舞台表現の中に答えがきっとあるはずだと追い求めてる。100本ツアーを体力的に出来ても心が続くのか、心が続いても体力が続かなければできない。舞台をいかに日常化できるか、粛々と行うことの難しさに触れることができた」とコメント。森山直太朗さんは「設楽統が発する一言は、自分にとり影響力がある。ツアーを見てボソッとLINEをくれ、その言葉が印象的だった」とコメント。