第107回全国高等学校野球選手権大会14日目(第1試合)の県岐阜商(岐阜)✕日大三(西東京)は1点を争う好ゲームとなった。1点を先制した日大三高は2回、2アウト、ランナー2塁で1番・松永海斗がヒットを放つも、県岐阜商のレフト・宮川鉄平が好返球で日大三高の追加点を阻止。その直後、打席に入った宮川がこの試合チーム初ヒットを放つと、後続がつなぎ1塁3塁のチャンスで生まれつき左手の指がないハンデを感じさせないプレーを見せている7番・横山温大のライトへの犠牲フライで県岐阜商が同点に追いつく。さらに県岐阜商は5回、4番・坂口路歩のタイムリーヒットで逆転に成功。日大三高は8回に同点に追いついた。延長10回、エース・近藤のヒットで勝ち越しに成功した日大三高はさらに1点を追加し、快進撃を続けてきた県岐阜商を破り、14年ぶりの決勝進出。日大三4-2県岐阜商。
