- 出演者
- 今村涼子 井澤健太朗 田原萌々 佐々木快 森山みなみ
現在の鹿児島市の様子を伝えた。台風12号が発生し、このあと列島に上陸する恐れがある。午後2時すぎの鹿児島・日置市は雨水が川のように道路を流れていた。いちき串木野市付近では1時間に約120mmの猛烈な雨が降ったとして記録的短時間大雨情報が発表された。鹿児島県内には避難指示が出されていて、すでに災害発生の危険度が急激に高まっている。午前9時、九州の西の海上で台風12号が発生。活発な雨雲を伴いながらゆっくりと東へ進んでいる。今後、九州に上陸する見込みで、生象徴は奄美地方を除く鹿児島県に線状降水帯予測情報を発表した。台風のスピードが遅いため、鹿児島付近では激しい雨が降り続いている。日置市では降り始めからの雨量がすでに200mmを超えた。日置市内を流れる川の水位は急激に増加し、氾濫注意水位を超えている。南さつま市は降り始めからの雨量が200mm近くとなっている。民宿がんじん荘は「急な台風発生だった。低気圧の通過にしか思わず、けっこうひどくなってきて今は台風の状況」と話した。夏休み中でかき入れ時の民宿営業にも影響が出ている。
台風の猛威は夏の風物詩にも。例年4万人以上が訪れる熊本県人吉市の花火大会は先週15日に開催する予定だったが、先週は前半に線状降水帯が九州を襲い、さらに開催予定日には雷雨となり22日への延期が決まっていた。台風が上陸し荒れた天気が予想されることから、人吉市は14年ぶりに再延期すると発表。花火大会は来月27日に開催予定。人吉市商工観光課・山室義広係長は「外でのイベントの難しさと最近の天気の移り変わりを見ると、当日無事にできるのが当たり前ではないと思っている。いつ災害が起きるか、今の気象状況をみると分からないので、日ごろの備えが必要だと改めて思った」と話した。
オープニング映像。
台風12号は今後どんな進路をとっていくのか。
鹿児島市の現在の様子を中継で伝えた。この時間、雨風ともに非常に強くなっている。大粒の雨で視界が悪く、傘を差すのが難しいほどの強風となっている。帰宅の時間帯だが、大雨の影響でJR在来線が運転を見合わせている。駅前のタクシー乗り場には長い列ができている。今後も雨の降り方には十分注意が必要。
台風12号は異例で、九州のすぐ近くで発生し接近している。緯度が高いところで発生する台風は100個に1個の割合。猛暑の影響もあって鹿児島付近の海面水温は30℃以上あり、エネルギーを十分受け取って台風になっている。すでに活発な雨雲が九州南部にかかっていて、猛烈な雨の降り方をしている。このあとも特に大雨に警戒が必要。台風は今夜上陸し、あすにかけてほぼ1日かけて九州南部を通過していく。風はこれ以上強まらないとみられる。動きが遅いため、発達した雨雲が停滞する恐れがある。夜中にも非常に激しい雨が降り、状況が一変する恐れがある。
きのう午後7時22分、神戸三宮駅にほど近い湾岸エリアにあるマンションで住人から「女性の悲鳴が聞こえた。エレベーター内で男が女性を羽交い締めにしている。男は刃物を持っているように見えた」と1回目の110番通報があった。警察が駆けつけたところ、6階のエレベーターの前で血を流して倒れている女性を発見し、その後死亡が確認された。被害者はこのマンションに住む神戸市内の保険会社に勤務する24歳女性。マンション入り口の防犯カメラには女性が帰宅した直後に若い男が入っていく様子が映っていた。マンションのオートロックは女性が開け、男に気付いた様子はなかった。その後、マンションの住人が悲鳴を聞き、モニターを見ると男が女性を羽交い締めにして刃物のようなものも見えたため通報。女性は上半身などに複数の刺し傷があった。男は刃物を持ったまま逃走しているとみられる。事件直後、男とすれ違った住人がいた。
昨夜、神戸市のマンションのエレベーターの中で24歳の女性が殺害された事件。エレベーターの中で女性を刺したとみられる男は6階に上がったあと、特徴の似た男と階段ですれ違った住人がいた。階段を使って逃走したとみられる男は落ち着いた様子だったという。警察によると、手すりには血痕がついていた。男とすれ違った女性は6階で被害者を発見。1回目の通報から3分後の2回目となる通報をした。犯行は極めて短時間で行われた可能性がある。近隣の人によると、このマンションは一人暮らしの人が多いという。何か目立ったものがなくなった情報はなく、着衣の乱れなども確認できていない。ストーカーやトラブルなどの警察への相談は今のところ確認できていないとしている。元埼玉県警捜査1課・佐々木成三氏は「被害者と容疑者に交友関係はないのではないか。2人が深い交友関係があるのであれば、殺害場所をエレベーターにすることなく居室内の誰も見ないような場所で行うことも可能な状況。通り魔的な犯行の可能性はゼロではない」と指摘した。今回は被害者がオートロックを解除した後、男が入ったとみられる。佐々木氏は「エレベーター内で性犯罪や暴行も過去にも発生している。乗るときに一対一にならないことが大事。一対一になるのであれば降りる。ながらスマホやイヤホンで注意が散漫になる事実もある」と話した。男は20代~30代、金髪まじりの黒髪、黒Tシャツに長ズボン。捜査関係者によると、北方向に逃走したとみて行方を追っている。
大阪・道頓堀のビルで消防隊員2人が死亡した火事で、出火元がビル西側の1階にある室外機周辺であることが分かった。外壁の看板伝いに上の方へと燃え広がったとみられる。消防は事故調査委員会を立ち上げて隊員2人が死亡した原因の究明や再発防止策を検討する。
広島県の広陵高校は野球部の監督を中井哲之監督から松本健吾副部長に交代することを発表。中井監督は部内での暴力事案をうけ指導から外れることが発表されていた。また、息子の中井惇一部長の交代も発表された。中井監督は甲子園で春2回の優勝などの実績がある。広陵高校は野球部全員に対するアンケート調査を実施し、現在の1・2年生による暴力やいじめ等はないことを確認し、県高野連に報告した。広陵高校野球部は秋の大会には出場するとみられる。
きょう午前7時すぎ、山梨・南アルプス市の中華料理店に軽ワゴン車が突っ込んだ。運転していたのは71歳の男性で、けがはなかった。現場は見通しの良い道路で、警察が事故原因を調べている。
茨城・潮来市にある「道の駅いたこ」では新米が積まれていた。値段は5kgで4200円。4000円を上回る価格でもお客さんの反応は上々。最新のコメの平均価格は過去3年間で最大の上げ幅となり、2週間ぶりに値上がりしている。スーパーマーケットや精米店では銘柄米も平均価格を超える4000円台半ば。それ以上の価格でも新米が売られている。そんな中、農水省は当初今月末としていた随意契約による備蓄米の販売期限の延長を決めた。さらに、今年の記録的な猛暑と水不足の影響もあり、新米価格の先行きは不透明な状況が続きそう。
新米を安く買える場所を探してみた。きょう、新米が5kg4200円で売られていた茨城県の道の駅では玄米が10kgで6900円、精米後は1割減るため5kg換算で3833円となる。買った玄米は無料で精米も可能。5kg3000円台を実現できる秘訣は「一番星」という品種にあった。今年は平年通りの豊作だという「一番星」は茨城県が研究開発し、潮来市を中心に実用化された品種。地産地消で輸送費のコストを格段に抑えることができる。1個120円の塩むすびで新米の味を確かめてから買うこともできる。道の駅の中にあるレストランでは好きなおかずに250円のごはんとみそ汁を付ければ1000円かからず新米ランチを楽しめる。大盛りも無料。
銘柄米の平均価格が4239円と高止まりする中、新米シーズンを迎えている。少しでも安いお米を探してやって来たのは千葉・白子町の「直売所げんきの里ひまわり」。地元で収穫したばかりの「あきたこまち(白米)」を5kg3780円で販売。他にも千葉県が独自に育成した早生品種「ふさおとめ」も3780円。取材中も直売所には農家の姿があった。直売所の会員農家が自ら持ち込んだ農作物の価格を決める仕組み。“納品”にきた生産者は「去年の価格、今のスーパーの価格、他生産者の動向、それらを見て値段を決める」と話した。全国で高騰する概算金(前払い金)も価格を決める基準になると言うが、農家が自ら値段を決めることで独自の価格競争につながっている。農家からの距離の近さも直売所ならではの強み。直売所げんきの里ひまわり・國光有美さんは「生産者から直で卸してもらえる。そこが安さの理由」と話した。JAや卸売業者を介さないことで流通にかかるコストを削減。数量にも限りがあり、その時も同じ価格設定になるかは分からないが、地産地消の道の駅や直売所に行けば思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれない。
きのう午前8時半すぎ、東京・青梅市の駐車場でツキノワグマが目撃された。クマは猛スピードで森の方へ走っていったという。東京都には毎年約200件のツキノワグマの目撃情報が寄せられているが、今年はすでに約130件も目撃されている。都内では今朝も多摩川の土手沿いで「クマらしきものを見た」との目撃情報があった。東京都は住宅周辺などでクマを目撃し危険を感じた場合、警察に連絡するよう呼びかけている。
愛知・豊明市は仕事などを除きスマホやゲームの使用を「1日2時間以内を目安」とする条例案を来週の市議会本会議に提出する。全市民が対象の条例案は全国初で、罰則規定はない。
福岡市を東西に走る地下鉄空港線で40代の運転士は暑さ対策で脱いでもいいことになっていた帽子を日よけ部分に引っ掛けて運転を開始した。運転が続く中、天神駅から赤坂駅の間で掛けておいた運転士の帽子が列車の揺れで落ちるとなぜか列車が急停止した。帰宅ラッシュ中の急ブレーキで女性客が足を踏まれ爪を割るなど2人がけがをした。運転士が帽子を掛けた真下にあった非常ブレーキのスイッチに帽子のつば部分が当たり押されてしまった。スイッチは非常時に確実に押せるようカバーはなく、軽く押しても反応するようになっていた。この地下鉄で帽子が当たり非常ブレーキが作動するのは初めて。日よけ部分に帽子をかけていたのはこの運転士だけだった。福岡市交通局は帽子の置き場所をスイッチに当たりにくい位置に定める対策を取った。
目撃した男性は商業施設に行くため、妻を乗せて東名高速道路を走っていた。サービスエリアからの合流地点で男性は合流してくるトラックが車線変更しやすいように車線を変更。後ろの乗用車は合流車線のトラックをよけようとしたのか、真ん中の走行車線へ寄っていきトラックと衝突。乗用車はトラックに押される格好になった。目撃した男性の妻が110番通報。事故でのけが人はいなかったという。
富山・魚津市の魚津水族館の水槽の床に仰向けになった魚はコバンザメの一種で名前はバンちゃん。コバンザメは普段、頭にある小判のような形の吸盤でサメやクジラの腹に吸い付き移動しエサのおこぼれを食べて生きているが、バンちゃんは床から動かない。魚津水族館・木村知晴さんによると、水槽の中でくっつけるほど大きな生き物がおらず、床にくっついている。ダイバーが水槽の中に潜ってエサをあげる時には目の前でエサをねだって来るという。食べ終えると再び床でゴロン。この影響なのか、腹回りが通常より1.5倍ほど大きいという。
午後5時すぎ、台風12号が鹿児島県日置市付近に上陸した。台風12号の動きは遅く、あすにかけてゆっくりと東へ進む見込み。鹿児島県ではあす夕方にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがある。