Nスタ きょうのイチバン
今日、ファミリーマートとローソンで初めて備蓄米の販売が始まった。午前6時半、都内のローソンでは1キロ389円、2キロ756円の備蓄米が店頭へ並べられた。東京と大阪の店舗で合わせて200袋が2時間足らずで完売した。ファミリーマートでも2021年産の備蓄米が並び、小泉農林水産大臣が視察に訪れた。価格は1キロ388円。コンビニ各社は順次、全ての店舗での販売を目指しており、セブン-イレブンでは今月17日から無洗米を2キロ775円で販売する予定。2021年産の備蓄米の随意契約について農水省は昨日、契約が完了した62の事業者を公表した。天満屋ストアは、備蓄米がいつ届くか連絡が来ていないため店頭に並ぶ日程が決められないとしている。埼玉県の「スーパーマルサン 久喜店」は農水省が公表したリストには載っていないが、きのう付けで契約を認める通知が来たという。これから米の納品など、具体的なスケジュールを農水省と調整するという。きょう、店の米売り場に置かれていたのは5キロ5000円前後の銘柄米。今後の価格について、生産者は今の銘柄米は今月下旬には3500円になると思うなどと話した。すでに業者同士の取引では価格が下がっているため、2週間以内には下がり始めるとの見方を示した。