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街でアメリカやスペイン、ドイツから来た方々に調査すると、「桜神宮」が挙がった。桜新町駅から徒歩2分にある「桜神宮」を訪れると、満開の河津桜に多くの外国人観光客がカメラを向けていた。近年、外国でも早咲きの河津桜は、「early sakura」として有名なため、2月に桜目当ての旅行をする人も増えている。「桜神宮」には「縁結び花おび」があり、願いを書いて桜の木に結ぶと恋が叶うと言われている。七夕の短冊や神社の絵馬のように、願いを文字に起こして誰もが見えるところに飾る習慣が珍しいそうで、桜と日本文化が一度に体験できるとSNSで大バズリしている。花帯を求め、外国人の来場者数は去年の2倍に増加したそうだ。
再び街でアメリカやイギリスから来た方々に調査すると、「よみうりランド」が挙がった。東京都稲城市にある「よみうりランド」は春になると、ソメイヨシノやシダレザクラなど、およそ800本の桜が咲き誇る穴場のお花見スポット。外国人観光客のお目当ては、遊園地の入口と最寄り駅をつなぐゴンドラで園内を縦断できるため、桜が一望できると話題だ。一番の絶景ポイントでは、地上およそ45mを進むゴンドラの真下には満開の桜が広がり、桜の海のように見える。ゴンドラに乗りながら、桜とジェットコースターの組み合わせが見られるのが珍しいと大人気。さらに夜になると、園内のおよそ180mの桜並木がピンク一色にライトアップされ、ゴンドラから見ると川のように見えるのも魅力だ。
さらに街で調査すると、川越市が挙がった。観光名所の一番街商店街を訪れると、多くの外国人観光客を発見した。近年、都心近くで日本の古い街並みが楽しめるとSNSで話題になっていて、外国人観光客が去年の6倍になっているという。一番街商店街から徒歩15分にある氷川神社の裏手を流れる新河岸川の「桜舟ツアー」に外国人観光客が殺到している。およそ500mにわたり咲き誇る200本のソメイヨシノをくぐる動画が「キレイすぎる」と、6万回以上再生されている。調査の結果、河津桜が咲く2月からソメイヨシノが楽しめる4月まで、様々な穴場スポットで桜を楽しんでいた。
穴場のお花見スポットについて、今田さんらは「よみうりランドは全く知らなかった。」「川越は歴史を感じる」などとトークをした。