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あと2週間に迫った第101回箱根駅伝。前回大会でシードをつかんだ10校と10月の予選会で出場権を得た10校が出場。そして、もう1チームが関東学生連合。予選会で敗れたチームの中からタイム上位者によって編成される。過去には青山学院、原監督の指揮で4位入賞を果たしたことも。そんな関東学生連合のキャプテンを務めるのが今大会最年長ランナー、東京大学大学院の古川大晃選手、29歳。平均年齢20.6歳の中でなぜ29歳の古川選手が箱根駅伝に挑むのか。そこには15年越しの熱い思いがあった。現在、知り合いの家から東大大学院へ通う古川選手。その研究内容が追尾走の効果について。古川は陸上の楽しさを知り自然と箱根駅伝に憧れを持つようになった。箱根駅伝に出場できる関東の大学に進もうと思っていたが親の勧めもあり地元九州の大学へ。26歳の時、研究を続けながらも箱根を目指せる環境にある東大大学院への進学を決意。しかし、1,2年と学生連合チームに選出されたものの本選出場はかなわず。更に、今年行われた100回大会では関東学生連合チームは編成されなかった。最後のシーズンとなる古川選手にとってラストチャンスとなった今回の予選会。過去最高順位でフィニッシュ。関東学生連合のキャプテンにも選ばれた。今大会、関東学生連合のスローガンは「俺たちの初めての箱根駅伝」。これは関東学生連合を題材にした池井戸潤の著書「俺たちの箱根駅伝」に古川選手が感銘を受けたことから決まったそう。第101回箱根駅伝は1月2日、3日。