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女性が選ぶ好きなスポーツ選手ランキングの1位は大谷翔平、2位は石川祐希、3位は髙橋藍。バレーボールネーションズリーグで2人は先週、パリ五輪銅メダルのアメリカに勝利しファイナルラウンド進出を決めた。
日本代表の合宿に潜入取材。石川と高橋を追うため専用カメラを投入すると3つの新発見があった。沖縄でパリ五輪以来の代表合流となった2人。高橋は石川の筋肉の変化に気づいたという。イタリアでウエートトレーニングを実施したという石川は「体重は今までで一番重いが食事量は減らした」と話した。一方、石川は高橋について「やっぱりずっとしゃべっている」と明かした。練習の合間にも2人は仲の良い様子を見せていた。1つ目の新発見は、高橋の一本歯下駄で左右の体重移動を行う新トレーニング。このトレーニングの意図は、空中でバランスをとるための体幹を鍛えるためだという。
密着カメラが捉えた3つの新発見の2つ目は、練習開始直前まで石川が肩につけていた新アイテム。温熱と振動で肩の筋肉をほぐす最先端器具で、肩に負担をかけず動きやすくするウォームアップ効果がある。去年、左肩を負傷した大谷翔平が使用したことで話題になった。石川はこの沖縄合宿から導入。3つ目は、サーブ練習での新発見。右手1本でトスをあげた石川。利き手の右でトスをあげる石川。今年のネーションズリーグでもサーブランキングのトップ3が利き手でトスをあげている。今年4月からトスを左手から変更した石川は「右手でトスするほうが安定してあげられる。トスがベストなところにあがればサーブのスピードも上がるしコントロールもしやすい」と語った。新サーブの完成度は7~8割ほどで「ファイナルラウンドではよりよいサーブが打てると思っている」と話した。ファイナルラウンドについて2人は「表彰台を目標に頑張りたい」と述べた。