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大手バイクメーカーの間で小型の電動バイクを投入する動きが相次いでいる。環境規制の強化に伴って、エンジンの排気量が50cc以下のクラスでは今年度後半から電動バイクのみが販売される見通し。このうちホンダはエンジンの排気量125cc以下にあたるスクータータイプの電動バイクをあさってから販売する。交換式バッテリーを2つ搭載し、1回の充電で57キロ走行できる。開発責任者・後藤香織チーフエンジニアは「ふだんバイクに乗るユーザーでも十分乗り換えて使ってもらえる。電動バイクのすそ野を広げる、普及につながると考えている」と話した。バイクの電動化ではカワサキモータースも中型バイクをベースに1回の充電で55キロ走行できる電動バイクを去年1月から販売している。バイクの電動化をめぐっては、補助金を使っても販売価格が高いことが課題となっているが、バイクメーカーが車種を拡充していくことで国内で電動化が進むかが注目される。
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