イット! ソレってどうなの?
8月も止まらない値上げの波、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品類など今月1000品目以上が値上げされた。さらには猛暑により野菜も高騰するなど生活に直撃している。そうした中今月から東京・大田区で始まったのが20%還元。大田区の対象店舗でPayPayでキャッシュレス決済をすると支払額の20%がポイント還元されるというキャンペーン。還元上限は1回あたり2000ポイント。今月31日までの期間中最大で5000ポイントをゲットすることができるそう。商店街のパン屋で1160円支払ったという女性232ポイントが還元されていた。街の人(お客さん)、店舗側からも喜びの声が聞かれた。自治体と連携したポイント還元キャンペーンは他の自治体でも、今月10日まで開催中の練馬区ではポイント還元率が10%。なぜ自治体単位で還元率が違うのか。大田区からは「キャンペーンの対象店舗について中小店舗を中心に据えているのも要因かと考えている」など回答があった。今回の大田区のキャンペーンは中小規模のキャッシュレス決済導入の推進や地域経済の活性化を目的としている。その上で以前行った商品券事業では5000円で6000円分の商品券が購入できプレミアム率が20%だったことから今回の還元率を20%ということにしたのだそう。橋下徹氏は「全体が上がるようにルール化しないといけない」などコメント。ポイント情報サイトを運営する菊池代表は「自治体にとって住民も大事だけどお店をやってる人も大事。越境Payも可能」などコメント。今回の大田区のキャンペーンは予定額に達した場合に前倒しで終了することもあるという。