報道ステーション (スポーツニュース)
ドジャースが勝つと4年ぶりの頂点となるワールドシリーズ第5戦。ヤンキースのOBゴジラでおなじみの松井秀喜さんが始球式に登場。かつて、ワールドシリーズMVPを獲得したレジェンドの1球で試合開始。5回、ノーアウト1塁の場面。センターのジャッジがエラーし、その後ショートのボルピも悪送球するなどヤンキースは自らピンチを広げていく。チャンスを生かしたいドジャースはツーアウトから相手のミスで1点を返すと、3番のフリーマンの2点タイムリーヒットなどで同点に追いつく。さらに8回、ドジャースは2本の犠牲フライでリードを奪う。
8回、ドジャースはツーアウト2塁1塁のピンチを招くもここを切り抜ける。ドジャースが大逆転勝利で4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇。シリーズMVPにはフリーマンが選ばれた。山本由伸は今季を振り返り、色々な経験ができたし最高の形で追われたのでチームメートに感謝したいなどと話した。
ドジャース、大谷の始まりは去年12月。韓国で幕を開けた今シーズン。ダルビッシュから移籍後初ヒット。初ホームランは、メジャーに来て最も遅い41打席目だった。そこから前半戦リーグトップの29ホーマー。後半戦は足にも注目が集まった。今季盗塁成功率93.7%。先月20日には史上初の50‐50を達成。この試合で自身初のポストシーズン進出を決める。ポストシーズンでも抜群の勝負強さを見せワールドシリーズの舞台にたどり着く。そして今日、移籍1年目で、有言実行のワールドチャンピオンに輝いた。大谷翔平は「本当にこれだけ長いシーズンを支えてもらって感謝しているし来年以降も頑張っていきたいと思っている」とコメント。